2013年 07月 27日
深海、報道写真展、写真作品のつくりかた |
久しぶりに真昼間に時間があるので、少し日記でも書こうかと思う。
今週は会社の都合上お休み。
世間一般で言うところの夏休みというやつである。
お盆の休みから漏れているため、なかなか会社外の人とは予定が合わないものなのだが、偶然にも二人の友人と都合が合い、上野・恵比寿あたりへここ数日出かけてきたわけである。
まずは上野で展示がおこなわれている深海展。
深海の特徴や、潜水の方法・技術、それから深海の生物に至るまで色々と展示されている。
理系二人で訪れたのが幸いしたのか、災いしたのか、知的好奇心がえらく強く、物理的な側面、化学的な側面、地学・生物学などで会話が盛り上がる。
さっくり見ようと思っていたが、意外とガッツリ見てしまい、2時間以上を使ってしまった。
おみやげコーナーには謎のダイオウイカちゃんというキャラクターが鎮座。先週初めて訪れた成田空港にあった「COSPA」を思い出し、日本の今の特徴を物語っているなぁと感じる。
そして別の日となるが、恵比寿の東京都写真美術館へ。
こちらでは今、
世界報道写真展2013、写真作品のつくりかた、米田知子・暗なきところで逢えれば
の3展示を行なっている。
せっかくなのでどれも見ることに。
世界報道写真展はいつもどおりといえばいつもどおり、毎年行われている報道写真展示である。
感想としても、ある程度の事実を伝えるこの写真展は大事だなぁと思う。
どこまでを鵜呑みにし、どこまでを疑うかは見る人の自由だし。
さて、写真という側面からこの展示を眺めると、残念ながらこの展示は毎回オリジナルプリントではない。写真作品の見せ方というよりは、ある程度新聞的な見せ方に近い。
報道であっても、写真である限り、イメージとして(例えば構図など)良いもの、かつ報道的な意味があるものを僕は好む。
その点で3枚ほど美しい写真だなぁと思うものに出会えた。そういうものはオリジナルプリントが見てみたい。それがピグメントプリントであっても、タイプCプリントであっても、である。
3Fで行われている展示の、写真作品のつくりかた。
これは非常に面白い作品のチョイス方法である。
キュレーターが写真作品のつくりかたという大テーマの下で、様々な小テーマにもとづいて写真を選んでいる。小テーマとは、アングル、焦点、光のあつかい、暗室作業という項目だ。
今回の展示は、どうしてキュレーターはこの作品を選んだのだろうか、などを考えながら見るのも面白い。例えば焦点というテーマの中に、ビルブラントの作品を2枚選んでいる。それも対比で使われており、狙いがわかりやすい。
暗室作業というジャンルでは、アンセル・アダムスのゾーンシステムや、ゴム印画も紹介され、写真の勉強にもなる展示だと思う。
2Fは米田知子さんの作品である。
そのプリントは美しいし、構図もモチーフも僕好みである。
あんまり写真に対して多くを語るのは僕の好みから外れるが、イメージだけでいうと自分にハマるほう。なによりも大きなタイプCプリントを見られるのはやはり心地よく、凄く気持ちよく見られた。
長々と書いたけど、まぁ上記以外の時間はその殆どを図書館で過ごす日々。
何をしているわけでもないけど、歴史書を次々に読んでいる。涼しいからね。
そんなわけで、日陰で暑い夏を乗り切りましょう。
今週は会社の都合上お休み。
世間一般で言うところの夏休みというやつである。
お盆の休みから漏れているため、なかなか会社外の人とは予定が合わないものなのだが、偶然にも二人の友人と都合が合い、上野・恵比寿あたりへここ数日出かけてきたわけである。
まずは上野で展示がおこなわれている深海展。
深海の特徴や、潜水の方法・技術、それから深海の生物に至るまで色々と展示されている。
理系二人で訪れたのが幸いしたのか、災いしたのか、知的好奇心がえらく強く、物理的な側面、化学的な側面、地学・生物学などで会話が盛り上がる。
さっくり見ようと思っていたが、意外とガッツリ見てしまい、2時間以上を使ってしまった。
おみやげコーナーには謎のダイオウイカちゃんというキャラクターが鎮座。先週初めて訪れた成田空港にあった「COSPA」を思い出し、日本の今の特徴を物語っているなぁと感じる。
そして別の日となるが、恵比寿の東京都写真美術館へ。
こちらでは今、
世界報道写真展2013、写真作品のつくりかた、米田知子・暗なきところで逢えれば
の3展示を行なっている。
せっかくなのでどれも見ることに。
世界報道写真展はいつもどおりといえばいつもどおり、毎年行われている報道写真展示である。
感想としても、ある程度の事実を伝えるこの写真展は大事だなぁと思う。
どこまでを鵜呑みにし、どこまでを疑うかは見る人の自由だし。
さて、写真という側面からこの展示を眺めると、残念ながらこの展示は毎回オリジナルプリントではない。写真作品の見せ方というよりは、ある程度新聞的な見せ方に近い。
報道であっても、写真である限り、イメージとして(例えば構図など)良いもの、かつ報道的な意味があるものを僕は好む。
その点で3枚ほど美しい写真だなぁと思うものに出会えた。そういうものはオリジナルプリントが見てみたい。それがピグメントプリントであっても、タイプCプリントであっても、である。
3Fで行われている展示の、写真作品のつくりかた。
これは非常に面白い作品のチョイス方法である。
キュレーターが写真作品のつくりかたという大テーマの下で、様々な小テーマにもとづいて写真を選んでいる。小テーマとは、アングル、焦点、光のあつかい、暗室作業という項目だ。
今回の展示は、どうしてキュレーターはこの作品を選んだのだろうか、などを考えながら見るのも面白い。例えば焦点というテーマの中に、ビルブラントの作品を2枚選んでいる。それも対比で使われており、狙いがわかりやすい。
暗室作業というジャンルでは、アンセル・アダムスのゾーンシステムや、ゴム印画も紹介され、写真の勉強にもなる展示だと思う。
2Fは米田知子さんの作品である。
そのプリントは美しいし、構図もモチーフも僕好みである。
あんまり写真に対して多くを語るのは僕の好みから外れるが、イメージだけでいうと自分にハマるほう。なによりも大きなタイプCプリントを見られるのはやはり心地よく、凄く気持ちよく見られた。
長々と書いたけど、まぁ上記以外の時間はその殆どを図書館で過ごす日々。
何をしているわけでもないけど、歴史書を次々に読んでいる。涼しいからね。
そんなわけで、日陰で暑い夏を乗り切りましょう。
by youhei_ohoka
| 2013-07-27 15:00
| 展示など